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適合

こんにちは歯科技工士の宮林です。
梅雨が戻ってきたような今週でした。お盆の帰省ラッシュが始まり、車で渋滞の方々は、ほっとした空模様かもしれませんね。雨には気を付けて下さい。
今回は適合についてお話したいと思います。
歯科における製作物を歯科補綴(ほてつ)物といいます。この補綴物は必ず最初に、印象という、口のなか(口腔内)の型どりをします。この補綴物ができあるまでには、いろいろな材料を使用します。アルジネートと寒天、シリコンにラバーなど各種印象材、普通石こう、硬石こう、超硬石こうなどの模型材、セラミックス、金属、レジン(プラスチック)などの素材です。その材料を加工、成形する際に膨張や収縮など寸法変化をおこすことを十分科学的数値として把握しておかなくてはなりません。またその管理方法を適切に選択し、組み合わせることにより、寸法変化をプラス、マイナス、ゼロに近づけ口腔内への確実な適合という結果を得なければなりません。私達歯科技工士は、その採り出された形に対して、素材を加工成形するという技術をもって、患者さんの生体に適合するものを、製作することを使命とし、いかにすれば口腔内において確実に機能するものを作り出せるか、日々考えています。

新秋津・秋津駅前 まつばら歯科|怖くない・優しい 歯医者

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