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こんにちは 歯科技工士の佐藤です

最近、セラミックにも種類があるけど何が違うの?と聞かれたのでその一部ジルコニアについて回答したいと思います。
よく歯科で白いダイヤモンドやホワイトダイヤと呼んだりしているのがジルコニアです(酸化ジルコニウム)
非常に高硬度で生体にも安全な素材です。
とても硬いので加工の際は本来の硬度を持つまえに行います
人口のダイヤモンドの粉に対して何トンかの圧力をかけてブロックを作ります
このブロックを必要なデザインより120~130%大きく削りだします
着色材を塗布して色付けをします(粉を固めた感じなので塗るというより染み込むイメージです)
高温で専用の窯に入れて時間をかけて焼きます
この時、20%~30%収縮するので目標の大きさになります。デジタルで管理されているので、この時の焼成収縮は狂いなく均一に起こります。
ここまでの工程は専門の機械を持つ歯科技工所や専門の事業所が行うことが多いです
最近は各社透明感を強調したものや大きい適用症例に対応したものなど多くの種類があります
多くの場合は一般の歯科技工士はここからバトンタッチすることが多いと思います
この状態になってからポーセレンを盛り足したり、着色したりして完成させます
多くの技術者の手をわたるので技術的にも金額的にも歯科の世界では最上位マテリアル(素材、材料)として
して位置づけられています
少しでもジルコニアのことが伝わったらうれしいです
次回は別の材料についてお話します。

新秋津・秋津駅前 まつばら歯科|怖くない・優しい 歯医者

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